コロナ禍においてインバウンド集客のためできること
新型コロナウィルスは変異を続けながら、未だ世界中で流行は続いています。引き続き密を避け、マスク着用と手洗いうがい、手指の消毒などを、落ち着いて徹底していくことが大事ですね。
インバウンドのお客様に対しても、行う感染症対策はもちろん同じです。
海外と日本では感染状況も文化も違うし、コロナや感染防止に対する考え方なども大きく違う部分があるのでは?と思ってしまうかもしれません。
しかし、「感染症対策がしっかりしているかどうか」ということは、海外でもとてもプライオリティが高いものとなっています。
ここでは、インバウンド集客のために必要な感染症対策についてお話したいと思います。
トリップアドバイザーの『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する旅行者調査(日本、アメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリア、シンガポールの6ヵ国での調査)』によると、「旅行先を決める上で今後重要になることは?」との質問に対し、日本以外の国は
「旅行中に人混みを避けることができる/避けられる場所があること」
「地域で個人の衛生管理および公衆衛生に大規模に取り組んでいること」
「最新設備のある病院へ安全かつ容易にアクセスできること」
「非接触型決済が広く普及していること」
と答えた割合がほぼ半数以上で、その割合は日本より高いことがわかります。
※参考:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する旅行者調査(更新版)トリップアドバイザー 0721-tripadvisorpress_document.pdf
外国でも、安心安全に観光できることは最も重要視されていると言っても過言ではありません。
マスクの着用やソーシャルディスタンスを保つことなど、外国人のお客様にもしっかりと求めていくことは、きちんと感染症対策を徹底しているお店だとアピールでき、お客様に安心して買い物や食事を楽しんでもらうことができます。
そして、感染症対策がしっかりしている安全安心なお店として信頼度が高まり、インバウンドの集客へと繋がっていきます。
外国人のお客様にも一目でわかるように、イラストや外国語表記などで、感染症対策がしっかりしているお店であるとアピールしていくことも大事です。
お店のホームページなどでも目立つ位置に、感染対策をしっかりと行っているお店であることがわかる記載があると良いですね。
先ほどのグラフを見て頂くとわかりますが、日本よりも「非接触型が普及していること」を重要視している外国の方が多いという結果が出ています。
非接触型の導入は、お客様がスピーディーに、安全に支払いできるようになるだけでなく、お店の従業員を感染から守ることにも繋がります。
インバウンド再開へ向けて、感染症対策についても今のうちにしっかり準備しておくことが重要です。
いつ再開するか見通しが立たないところではありますが、今できることは何かを考え、できることろから実践していきましょう!