免税販売コラム

日本の果物や野菜、肉類や魚介類を外国人観光客に素敵なお土産として免税販売してみよう。

作成者: Sam|Jun 20, 2022 6:32:19 AM

トップコラム「食べ物」の免税販売

こんにちはSamです。インバウンドも再開が始まり、少しづつ街中で外国人の観光客の方々の姿も見かけることが増えてきた気がします。インバウンド需要を獲得するための免税販売を始めるならぜひ初心者でも簡単に利用でき、0円で始められる免税電子化サービス PIE VATをご利用くださいね。

さて、私の友人の外国人が日本に観光にきてくれた時に必ず言うことがあります。それは「食べ物が美味しい!」です。「ラーメン、トンカツ、寿司、最高!」「肉が柔らかい」「sushiの味が違う!」そして「果物が甘くて美味しい!」などなど彼ら/彼女達の食への感動は尽きることがありません。

そんな日本の誇る美味しいフルーツや野菜を種類や外国人観光客の帰国先によっては免税販売が可能だというのをご存知でしたか?果物や野菜を免税販売するのはどのような手続きや規制があるのかをまとめてみました。ぜひ、新しいインバウンド対策にご活用ください。

 

目次

1. 「食べ物」は免税販売の対象になるのでしょうか?

2. 野菜、果物、肉類、水産物は外国人観光客の方が海外に持ち帰ることができるのでしょうか?

3. 外国人観光客の方に果物や野菜を販売し、海外に持ち帰ってもらう際に気をつけるべきこと

4. 外国人観光客の方に肉製品を販売し、海外にお土産として持ち帰ってもらう際に気をつけるべきこと

5. 外国人観光客の方に海鮮類を販売し、海外にお土産として持ち帰ってもらう際に気をつけるべきこと

6. 「食べ物」の免税販売をお勧めする理由

 

1. 「食べ物」は免税販売の対象になるのでしょうか?

日本の誇る美味しい食品ですが、外国人観光客の方々にお土産として持って帰っていただくために免税販売を行うことは可能なのでしょうか?消耗品と呼ばれる食品や飲料品も実は免税販売が可能です。

色々な地方の誇る特産品である野菜や果物などをぜひ免税品として購入し、海外のご家族やご友人達に味わってもらいたいですよね。海外販路を開拓する切っ掛けとなることも期待されます。


2. 野菜、果物、肉類、水産物は外国人観光客の方が海外に持ち帰ることができるのでしょうか?

外国人観光客や海外在住の日本人の方が海外に食品を持ち出す場合、日本と持ち込み先の両方の国の規制に従う必要があります。日本の果物、植物、肉類、水産物などを海外に持ち込んだ場合、生態系などが崩れるリスクや病気や害虫の蔓延が起こる可能性があるためです。

種類と持ち出し先の国により、簡単にお土産として海外に持ち出すこともできるものもあったり、検疫が必要だったり、そもそも海外持ち出しが全くできないものもあります。

3. 外国人観光客の方に果物や野菜を販売し、海外に持ち帰ってもらう際に気をつけるべきこと

外国人観光客や海外在住の日本人の方海外に野菜や果物を持ちだす場合は、持ち込み先の国や地域の法律に従う必要があります。持ち込み先の国のよって品物の持ち込みが禁止または制限されていないか、日本を出国する前に植物貿易所で検査が必要かどうかを確認する必要があります。

農林水産省のホームページ:植物防疫所:諸外国に植物等を輸出する場合の検疫条件一覧(早見表)(令和4年4月29日付けの情報)はこちらからご参照ください。どの国にどの野菜や果物を持ち帰ることができるのかが分かりやすく記載されています。(画像は一部抜粋)

香港、シンガポール、マレーシアやアラブ首長国連邦は比較的色々な野菜や果物を持ち帰りやすくなっています。(植物検疫証明書無しで輸出できます。)しかし、台湾や米国(本土)にはほとんどの果物を持ち帰ることができません。これは台湾や米国が「輸出を原則として禁止」しているためです。タイやインドネシアには「植物検疫証明書」を取得することにより多くの品目を持ち帰ることが可能になっています。植物検疫証明書は、植物防疫所もしくは「NACCS植物検疫関連業務(APS)」を通じて申請できます。

規制の詳細に関してはこちらの農林水産省のホームページからご確認いただけます。

4. 外国人観光客の方に肉製品を販売し、海外にお土産として持ち帰ってもらう際に気をつけるべきこと

まずは、持ち出し先の国に希望の肉製品を持ち出すことができるのかを確認しましょう。こちらの在日大使館のリンクもしくは持ち出し先の検疫当局に確認しましょう。場合によっては証明書を求められる場合があります。

次に、輸出一時停止の対象になっていないかどうかを確認しましょう。国によっては、日本からの肉製品の持ち込みを一時停止している場合があります。詳細はこちらの動物検疫所のサイトからご確認ください。

最後に、出国予定の空港の動物検疫所において検査を受ける相談をしましょう。時間がかかる場合があるのでお早めにご相談することをお勧めします。動物検疫所の場所はこちらの動物検疫所のサイトからご確認いただけます。

5. 外国人観光客の方に海鮮類を販売し、海外にお土産として持ち帰ってもらう際に気をつけるべきこと

海外へお土産として水産物を持ち帰るためには、目的地の国の規定に従い、水産庁や都道府県による輸出証明書を用意する必要があります。詳細は水産庁のサイトからご確認ください。また必要に応じて在地大使館や持ち出し先の国の検疫当局に詳細をご確認ください。

6.「食べ物」の免税販売をお勧めする理由

「食べ物」の免税販売は一見難しそうに思えます。確かに細かい規制等があるため、手間はかかりますが逆に他の事業者が入りにくいためチャンスの多い分野でもあります。

日本の美味しい果物、野菜、肉類、魚介類を免税販売することにより、地方の名産品のファンを世界中に作ることができ、商品の購入量が増えることが期待されます。

ただし、店舗としては規制等に関する情報を確認したり、観光客に口頭で説明をするのはとても大変です。免税販売に迷った際にはお気軽にPIE VATにご相談ください。弊社のセールススペシャリストとカスタマーサービススペシャリストがご相談に乗ります。免税販売を始めるならPIE VATです!